2020年を終えて

楽しい時間はあっという間に過ぎてしまい、最上級生は卒部してそれぞれの道に進みます。

2020年のペガサスでの活動も皆無事に終えることができました。

これも選手・スタッフ・保護者の皆さん他、関わっていただいたすべての方々のおかげと、大変感謝しております。

突然の未知の脅威によりすべての活動、行動、そして生活まで制限され、何をすれば良いのか?
常に考えさせられ、自分の行動により多くの責任を求められる、特に最上級生には辛く残念な年でした。

試合どころか練習さえままならない、いつ再開できるかも分からない、そんなイライラの募る中で自主練習に励む選手。
自粛期間が明け練習・試合が再開したとき、以前よりもレベルアップしている選手を見て感動を覚えました。
一緒に野球ができなかった分、皆で再開したときの嬉しそうな顔も忘れられません。

例年春に試合が組まれ、夏を挟み秋に試合という流れも、自粛の影響により春大秋大を一気に進めるという強行軍の中、
皆の頑張りでなかなかの成績が残せたこと、本当に素晴らしいことです。

「今年は何もできない一年だった」ではなく、日々の努力がどれだけ大切かを教わった一年だと捉え、素晴らしい経験をしたのだと前向きに考えてもらえればと思います。

本当に短い時間でしたが、これまでのどの代にも負けない濃密な時間を一緒に過ごしたすべての選手に心から感謝し、2020年の総括とさせていただきます。

永山ペガサス 総監督 平林 大史